やっと時間が取れたので再び二胡にチャレンジしたい！そんな方々に再チャレンジする前に一度チェックしてもらいたい部品です。二胡の部品は、使っていなくても弾かなくても、自然と劣化していくものが多いんです（むしろ弾き続けているほうが楽器自体は長持ちします）。せっかく再チャレンジするのに、部品劣化のせいでキレイな音が出せないとなると、モチベーションも下がってしまうので、できる限り部品にも意識を向けてください♪
もちろん、二胡は知り合いから貰った、オークションで中古品を購入したなどなど、すでに二胡は持っているけど、初めて挑戦する方にもオススメしますので、ぜひ参考にしてください♪

◆二胡弦（琴弦）
消耗品の最優先部品！二胡弦の材質は、一般的にメーカー問わずほとんどがスチール（鉄）で作られています。弦の耐用期間はおおよそ『半年～１年』ほどですが、手入れを怠ると、すぐにサビてしまったり、弦に付着した手汗や松脂が、ベタベタしはじめ周りのホコリをくっつけてしまい、弦が消耗します。指に触れるところ（特に第一ポジション付近）がガサガサしているな、と思ったら１年経っていなくても交換をオススメします。
※参考：二胡弦の交換（換え方・張り方）はこちら »

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◆二胡弓（琴弓）
二胡弓は、二胡本体の次に大切な部品です。そして『消耗品』です！弾いていくと弓毛が徐々に劣化していきますので音色に大きく影響します。弾く方の使用時間・練習量にもよりますが、ご使用開始から長くても２年以内には交換されることをオススメいたします。そんなに使用していなくても４、５年経過しているようであれば、弓毛が汚れていて、音色に影響することもありますのでご注意ください。

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◆松脂（マツヤニ）
意外と知られていない重要部品！「音が出しにくい！キレイじゃない！」という大きな理由のひとつに、実は松脂があります。弓の毛には、松脂が適度に付いていないと音が出しづらくなります。松脂は使用せず長年放置していると、硬化したり形状が変化したりして、弓の毛に塗りづらくなりますので、まずはお持ちの松脂をご確認ください。

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◆千金（千斤）
二胡には欠かせない重要な部品！種類は固定タイプと紐タイプがあります。固定タイプと紐タイプは、使う方の好みや奏でたい音色によって選び方があります。千金に関しては、特徴が短所にも長所にもなるため、どちらのタイプも一長一短です。ご自分の二胡歴、好み、奏でたい音色などを考慮したうえでお選びください！教室に通われる方は、先生の方針もありますので、まずは尋ねてアドバイスを受けてみてください。
※参考：千金選び方はこちら »

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◆チューナー
楽器はやっぱり調弦が大切です！楽器の音が狂っていれば、練習はなかなか進みません。慣れてくると耳だけで調節できるのですが、楽器・音楽の経験がない方はそうもいきません。このような電子チューナーを使い、目で音を確認しましょう。
※参考：調弦の際の糸巻きの持ち方はこちら »

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◆微調器
微妙な調弦を助けます！調弦に慣れない方、糸巻きが木製タイプの二胡をお使いの方には絶対オススメ！調弦である程度、音は合わせることが出来ても細かな音を合わせるのはなかなか難しいもの。そんな時、この微調器のネジを回すと弦が微妙に緩んだり締まったりしますので、細かな音程を調整することができます。

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