◆少し長くなるかも知れませんが

少し長くなるかも知れませんが書いてみようと思います。

私が二胡を始めるきっかけは今から10年ほど前、二胡なんて楽器も知らなかったのですがチケットをもらったから行こうと誘われたのが始まり、そのコンサートがなんとチェン・ミンさんのコンサート!(もちろん当時は全然知らない人で、後に何度もコンサートに行くようになったのですが。)
とても素晴らしいコンサートで帰りにそのコンサートに誘ってくれた方に「二胡始めようかな?」と言うと、「無理、無理、弦楽器は難しいから無理やって。」
カチンときた私、楽天市場で教本ビデオの二胡の入門セットを購入、よし頑張ろうって思って練習してもそれはそれはひどい音、独学はあきらめカルチャー教室へ。半年ほどたった頃、二胡について色々とわかって来ました、自分の腕はひどい、才能もない、けどこの二胡もよくない、せめて楽器をよくしたいと思って二胡を探し始めます。何軒か二胡を扱っているお店に行きました、滋賀から岐阜、三重、神戸、そして沖縄!そう、この沖縄のお店が二胡姫さんでした。それまでにもチンバーや小音クリップ、弦など小物は何度か買わせていただいていて、いつもメッセージカードとちんすこう、黒砂糖が入っていてこのサービスにやられてしまいました、実は私、ちんすこうが大好き、もちろん沖縄も大好き。沖縄旅行を計画してそのメインの行き先に二胡姫さんを入れてお店に到着。あの頃は本当にへたっぴでしたが良い二胡を実際に弾かせて頂きました。二胡のお店は4件ほど周りましたが実際に弾かせてくれる所とそうではないところがありました、当時の私には触れることすらおこがましいような高価な二胡に触れて弾かせていただいて気さくに丁寧に二胡のことを教えて頂いて、本当に素敵なお店でした。帰る間際におばあらしき人がタッパー持ってやってきてその中に天ぷらが一杯、誘われるがままにお店で天ぷらいただきました、もずくの天ぷら、本当に美味しくて二胡の記憶より鮮明に覚えています(笑)。
結局今の二胡は神戸で選んだ二胡なのですがあれから約10年、楽譜や教本、弦などを買わせて頂いているのはお店の品揃えもさることながらへたっぴの私をちゃんとお客として受け入れてくれたことへの感謝と信頼だと思います。次に買う二胡はここで、チェン・ミンさんの二胡も手掛けるフーハンロウさんの二胡と決めています。そろそろ、次の二胡を考える今日この頃、また二胡姫さんに行ってみたいと思っています、その時は泡盛でも持って行くのでまた天ぷらごちして下さい。(笑)
( 滋賀県 岸本 さま )

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